スワンフェスタ2008とやきとリンピック
やきとリンピック。
それは焼き鳥に命を賭けた者たちの祭典。
年に1度開催され、今年はなんと記念すべき2回目の大会。
その記念すべき大会が今年は室蘭で開かれるというので行かないわけにはいかない。
そういえばなんか今年やきとリンピックに似た大会が中国であったそうですね。
やきとリンピックについては全て本当で、去年は福島で開かれたそうです。
その大会で室蘭の焼き鳥屋が金メダル取ったからかどうか知りませんが、今年は室蘭。
その存在を同僚に聞き、ツボに入ったので見に行ってみました。
全エントリー
No.1 長門 「焼きとりや ちくぜん」
●もも塩・ももタレ・ぶたみそさがり・長州どりつくね・・・5本800円
創作串などの40種類の焼きとりが楽しめるお店です。飼料に3種類のハーブを配合して臭みの無い長州どりのもも串が自慢です。
No.2 福島 「のみくい だいじょうぶ」
●自家製軟骨入りつくね・・・6本1000円・3本500円
●パック主体ですが・・・1本200円
オーソドックスなだんごつくねで『これぞ日本のだんごつくね』をイメージして、全て手作りしています。特徴は福島の鶏のもも肉を荒挽きし、叩いた軟骨がたっぷり入ったつくねです。福島焼鳥党推薦のつくねを食べて下さい。
No.3 室蘭 「浜勝」
●室蘭やきとりタレ・・・5本500円
●室蘭やきとり塩・・・5本500円
室蘭母恋町でやきとり一筋40年の歴史があります。代々伝わる秘伝のタレをご賞味ください。
No.4 今冶 「やきとり 山鳥」
●とり皮・・・1パック500円
●やきとり・・・1パック500円
●せんざんき・・・1パック500円
今冶名物鉄板のやき鳥です。
No.5 八雲 「やきとりダイニング たぁ?ちゃん」
●豚もやし(塩)・・・1本150円
●豚精肉(タレ)・・・1本120円
・秘伝のタレ、何種類ものスパイスをブレンドしたこだわりの塩。
・当店オリジナルの豚もやしを八雲やきとりとして広めたい。
No.6 福島 「エゴマ豚本舗 しのぶ母家」
●バラカルビ串・・・1串300円
●豚串・タン塩串・トントロ串・カシラ串・・・各200円
※よりどり3串500円(カルビは除く)
※全てエゴマ豚使用
『雑味が無くて、脂質さっぱり癖がないのに癖になる豚』
うつくしま エゴマ豚は福島県会津地方を中心に豊かな自然のもと約7ヶ月という期間をかけて熟成された極上ランクの豚肉です。
No.7 池袋 「國民酒場 雲母(キララ)」
●せびも・・・2本500円
●くびにく・・・2本500円
鶏ハラミ2本500円(各1日限定50セット)
東京池袋のやきとり専門店です。新鮮な大山鶏を紀州備長炭で丁寧に焼き上げることにこだわっています。ミネラル豊富な沖縄産の天然塩と熟成したタレ、どちらの味もおすすめです。
No.8 室蘭 「ホテルサンルート室蘭 どっとこむ」
●室蘭やきとり・・・5本650円
平牧三元豚を使用したこだわりのあるやきとりを提供。
営業時間:平日16:00-19:00
土日祝:14:00-19:00
ホテル一階に店舗があります。
No.9 室蘭 「やきとりの一平」
2007年度優勝店舗
●室蘭やきとり・・・3本400円
やきとりは豚肉、玉ねぎ、洋カラシ、をタレ味にて食べるのが室蘭流。郵便局のふるさと小包は年間1万個を売り上げる。大正ロマンの店作りでジャズが流れるやきとり屋です。
No.10 久留米 「焼きとり 鉄砲」
●つくね・・・4本550円
●豚バラ・・・4本550円
●ダルム・・・4本550円
●手羽先・・・3本600円
つくねは全て手作り鉄砲自慢の一品です。豚バラは九州ではポピュラーな一品で玉葱の歯ごたえが利いています。ダルムは豚の直腸で厚みがあるホルモン。手羽先はお子様から大人まで大人気メニューです。
No.11 室蘭 「居酒屋 とり八」
●豚精肉・・・5本550円
室蘭市八丁平で愛されて15年。この機会に是非一度味わってみてください。
No.12 東松山 「ひびき」
●彩の国黒豚特上やきトン串・・・1本270円
●特選かしら串・・・1本170円
●特選もも・・・1本170円
東松山名物「みそだれやきとり」を、テイクアウトを中心に居酒屋・黒豚料理専門店と展開しています。ピリ辛の「ひびきみそだれ」は、モンドセレクションで最高金賞受賞の逸品。
No.13 福島 「鶏料理 鳥安」
●もも串・・・3串500円
●ねぎ間串・・・3串600円
安全・安心・食感・うま味にこだわった伊達鶏。硬すぎず柔らかすぎない「やわらかな歯ごたえ」が肉のうま味と調和しておいしさを増してます。
No.14 美唄 「焼きとり たつみ」
●美唄やきとり・・・4本500円
特徴はモツ串と精肉串の2種類でモツ串は頭にモモ肉、真ん中に内臓(きんかん、肝臓、ハツ、砂肝)等で根元に皮を刺し各部位に玉ネギをはさめたものです。精肉はむね肉の部分です。
No.15 那覇 「焼き鳥専門店 白鳥SWAN」
●やんばるハーブ若鶏・・・1本200円・6本1000円
●やんばる島豚・・・1本650円・5本2950円
●スワンセット・・・1600円
ハイサイ!沖縄代表のやきとり白鳥です。白鳥の格好で焼いている(共食い?)変な店です。沖縄の山原(ヤンバル)より厳選したアグー種の島ブタ、若鶏でエントリーします。
No.16 米沢 「いろり」
●米沢牛串・・・1本500円
●山形県産豚串・・・3本600円
市内で米沢牛焼肉店を経営しており地元での各種イベントやお祭り行事等で牛串を販売しています。
No.17 大滝 「きのこ王国」
●知床鳥ジャンボ串・・・1本350円
知床地方の寒さ厳しい気候が育てた知床鳥。油がのっておいしい鶏肉を使ったジャンボ串です。
No.18 室蘭 「鳥ふじ」
●豚肉・・・5本500円
室蘭やきとりの定番、豚肉とたまねぎ、洋ガラシ。たれは当店自慢の逸品です。
随分長くなってしまいましたが以上です。
なんかお腹すいてきました。
しかしなんといっても今回の目玉はエントリーNo.15の白鳥SWANでしょう。
沖縄から北海道まで来てるんですよ。しかも店名が白鳥。
今回やきとリンピックの会場が、白鳥大橋開通記念に始まったスワンフェスタというイベント。
何かの陰謀を感じますが、きっとただの偶然です。
あと、ホントにバレリーナみたいな白鳥の格好したおっさんが焼いてました。
地元室蘭勢は有利なのか不利なのかよくわかりませんでした。
知らない味を食べてみたいから他の地域のを選ぶ人もいれば、知っている味だから安心して食べる人もいたでしょう。
しかし全体的には人気がなかったように思います。
だっていつでも食べられるんだもん。
明言は避けますが、人気のある店とない店の差がひどかったです。
ある店には並んでる人が一人もいなかったのですが、隣の店は30人程の列になっていました。
待たずに買えてしまう店より、その隣の何十人も列を作っている店の方が美味しいに決まっているという考えもあるでしょう。
また、行列の目の前で並ばずに買うのも中々勇気がいることです。
これは日本人の気質によるものでしょうか?
行列の心理というやつを垣間見た気がしました。
こうなると勝負は味ではなく、いかに売り文句でお客に期待感を持たせ、呼び込むかにかかってくるのではないでしょうか。
あぁそうそう、やきとリンピックでは投票用紙が配られて1店舗を選んで投票するのですが、普通食べてない店は選びませんよね。
開催地、投票方式、価格設定、店の場所、材料の種類など、今はゆるゆるですが今後このやきとリンピックを真面目に発展させていくつもりならば、IYC(国際やきとリンピック委員会)は真剣に議論を交わさねばならないでしょう。
逆に、地域同士の交流だの町興しだのと考えているようならばやきとリンピックに未来はありません。
----------------------------------------------
かつて神童と呼ばれた男がいた。
彼は全てを器用にこなし、誰よりも上をいってみせた。
そんな彼がやきとリンピックの存在を知る。彼はつぶやいた。
「フン、くだらない。こんなもの私が店を構えれば確実に金メダルだ。」
「では、出てみるかね?」
男は驚いた。声の主はIYCの議長その人であった。
突然の訪問にいささかの同様は隠しきれなかったが、男には確たる自信があった。
「いいでしょう。あなたたちがいかにくだらないことをしているか、それを実証してみせます。」
大会当日、男は愕然としていた。
男の店には閑古鳥が鳴いていたのである。
「何故だ・・・たかが焼き鳥じゃないか・・・
鶏の質も悪くない、タレのレシピは万人に受ける最高の味に仕上げた。
焼き加減だってギリギリのラインを完璧に見極めているはずだッ!」
男が言うように、その焼き鳥は確かにうまかった。
もしかすると、その大会に参加したどの店よりも。
「そう。君の焼き鳥は美味い。だが、それだけだ」
「IYCの議長・・・」
「もしかすると、君も気付いているんじゃないか?
この店に、そして君に足りないものが。」
「私に足りないものなどない!全てが完璧だ!
見た目、味、香り、食感!これ以上の焼き鳥など世界に存在しない!」
「フー・・・君はまだわかっていないのだな。
あそこを見たまえ。」
「あれは・・・資料で見た前回大会の金メダリスト・・・」
「前回大会だけではない。この10年間、ずっと王者の座を守り続けている。
彼は真のやきとリストだ。」
「やきとリストだと・・・?」
「彼は込めているのだよ。
鶏を育てた人の情熱・・・
やきとりを食べるお客様への気持ち・・・
やきとりに対する熱い想い・・・
そういったものを全て、目の前の1本1本のやきとりに込めている。
そうして焼き上がったやきとりは焼き鳥を超え、確かな一つの存在となるのだよ。
よく目をこらして見てみろ。君にならば見えるはずだ。
彼の焼くやきとりにうっすらと淡い光が宿っているのを。
あれこそがやきとリストの証なのだ。」
「あれが・・・やきとリスト・・・
彼のやきとりに比べ、私の焼き鳥は・・・
そうか、あれが"やきとり"なのか・・・」
男はうちのめされた。
しかし、それ以上に身の内に熱いものを確かに感じるのであった。
10年後、男はやきとリストとして再びやきとリンピックの舞台に帰ってきた。
偉業の50連覇を成し遂げ、後に『串の半世紀』と呼ばれる時代を作ることになる男の第一歩であった。
----------------------------------------------
なんか脇道にそれました。
つまり言いたいことは強力なライバルが出現したり、親子2代に渡って激戦を繰り広げたり、友の強力のおかげで2代目店主がようやく勝ちを収めたり、その後絶対的な王者が現れたり、かと思いきや突如あらわれたダークホースがメダルをかっさらったり、っていうことではなく。
今は田舎の小さなお祭りの一部ではあるけれど、いつか「次のやきとリンピックの開催地がこの町に決まったぞ!」って皆に喜ばれるようなイベントに成長して欲しいわけです。
やきとりアイドルとか、やきとりソングとか、やきとりじいさん体操とかそういう一時的なものに頼らずに地盤を固めて欲しいと願っています。
とりあえずは大事な第2回目を成功させ、今後に繋げて欲しいです。
ひっそりと消えるには惜しすぎるイベントだと思いますよこれは。
あー、頑張ったけどオチが思い浮かばない。
それは焼き鳥に命を賭けた者たちの祭典。
年に1度開催され、今年はなんと記念すべき2回目の大会。
その記念すべき大会が今年は室蘭で開かれるというので行かないわけにはいかない。
そういえばなんか今年やきとリンピックに似た大会が中国であったそうですね。
やきとリンピックについては全て本当で、去年は福島で開かれたそうです。
その大会で室蘭の焼き鳥屋が金メダル取ったからかどうか知りませんが、今年は室蘭。
その存在を同僚に聞き、ツボに入ったので見に行ってみました。
全エントリー
No.1 長門 「焼きとりや ちくぜん」
●もも塩・ももタレ・ぶたみそさがり・長州どりつくね・・・5本800円
創作串などの40種類の焼きとりが楽しめるお店です。飼料に3種類のハーブを配合して臭みの無い長州どりのもも串が自慢です。
No.2 福島 「のみくい だいじょうぶ」
●自家製軟骨入りつくね・・・6本1000円・3本500円
●パック主体ですが・・・1本200円
オーソドックスなだんごつくねで『これぞ日本のだんごつくね』をイメージして、全て手作りしています。特徴は福島の鶏のもも肉を荒挽きし、叩いた軟骨がたっぷり入ったつくねです。福島焼鳥党推薦のつくねを食べて下さい。
No.3 室蘭 「浜勝」
●室蘭やきとりタレ・・・5本500円
●室蘭やきとり塩・・・5本500円
室蘭母恋町でやきとり一筋40年の歴史があります。代々伝わる秘伝のタレをご賞味ください。
No.4 今冶 「やきとり 山鳥」
●とり皮・・・1パック500円
●やきとり・・・1パック500円
●せんざんき・・・1パック500円
今冶名物鉄板のやき鳥です。
No.5 八雲 「やきとりダイニング たぁ?ちゃん」
●豚もやし(塩)・・・1本150円
●豚精肉(タレ)・・・1本120円
・秘伝のタレ、何種類ものスパイスをブレンドしたこだわりの塩。
・当店オリジナルの豚もやしを八雲やきとりとして広めたい。
No.6 福島 「エゴマ豚本舗 しのぶ母家」
●バラカルビ串・・・1串300円
●豚串・タン塩串・トントロ串・カシラ串・・・各200円
※よりどり3串500円(カルビは除く)
※全てエゴマ豚使用
『雑味が無くて、脂質さっぱり癖がないのに癖になる豚』
うつくしま エゴマ豚は福島県会津地方を中心に豊かな自然のもと約7ヶ月という期間をかけて熟成された極上ランクの豚肉です。
No.7 池袋 「國民酒場 雲母(キララ)」
●せびも・・・2本500円
●くびにく・・・2本500円
鶏ハラミ2本500円(各1日限定50セット)
東京池袋のやきとり専門店です。新鮮な大山鶏を紀州備長炭で丁寧に焼き上げることにこだわっています。ミネラル豊富な沖縄産の天然塩と熟成したタレ、どちらの味もおすすめです。
No.8 室蘭 「ホテルサンルート室蘭 どっとこむ」
●室蘭やきとり・・・5本650円
平牧三元豚を使用したこだわりのあるやきとりを提供。
営業時間:平日16:00-19:00
土日祝:14:00-19:00
ホテル一階に店舗があります。
No.9 室蘭 「やきとりの一平」
2007年度優勝店舗
●室蘭やきとり・・・3本400円
やきとりは豚肉、玉ねぎ、洋カラシ、をタレ味にて食べるのが室蘭流。郵便局のふるさと小包は年間1万個を売り上げる。大正ロマンの店作りでジャズが流れるやきとり屋です。
No.10 久留米 「焼きとり 鉄砲」
●つくね・・・4本550円
●豚バラ・・・4本550円
●ダルム・・・4本550円
●手羽先・・・3本600円
つくねは全て手作り鉄砲自慢の一品です。豚バラは九州ではポピュラーな一品で玉葱の歯ごたえが利いています。ダルムは豚の直腸で厚みがあるホルモン。手羽先はお子様から大人まで大人気メニューです。
No.11 室蘭 「居酒屋 とり八」
●豚精肉・・・5本550円
室蘭市八丁平で愛されて15年。この機会に是非一度味わってみてください。
No.12 東松山 「ひびき」
●彩の国黒豚特上やきトン串・・・1本270円
●特選かしら串・・・1本170円
●特選もも・・・1本170円
東松山名物「みそだれやきとり」を、テイクアウトを中心に居酒屋・黒豚料理専門店と展開しています。ピリ辛の「ひびきみそだれ」は、モンドセレクションで最高金賞受賞の逸品。
No.13 福島 「鶏料理 鳥安」
●もも串・・・3串500円
●ねぎ間串・・・3串600円
安全・安心・食感・うま味にこだわった伊達鶏。硬すぎず柔らかすぎない「やわらかな歯ごたえ」が肉のうま味と調和しておいしさを増してます。
No.14 美唄 「焼きとり たつみ」
●美唄やきとり・・・4本500円
特徴はモツ串と精肉串の2種類でモツ串は頭にモモ肉、真ん中に内臓(きんかん、肝臓、ハツ、砂肝)等で根元に皮を刺し各部位に玉ネギをはさめたものです。精肉はむね肉の部分です。
No.15 那覇 「焼き鳥専門店 白鳥SWAN」
●やんばるハーブ若鶏・・・1本200円・6本1000円
●やんばる島豚・・・1本650円・5本2950円
●スワンセット・・・1600円
ハイサイ!沖縄代表のやきとり白鳥です。白鳥の格好で焼いている(共食い?)変な店です。沖縄の山原(ヤンバル)より厳選したアグー種の島ブタ、若鶏でエントリーします。
No.16 米沢 「いろり」
●米沢牛串・・・1本500円
●山形県産豚串・・・3本600円
市内で米沢牛焼肉店を経営しており地元での各種イベントやお祭り行事等で牛串を販売しています。
No.17 大滝 「きのこ王国」
●知床鳥ジャンボ串・・・1本350円
知床地方の寒さ厳しい気候が育てた知床鳥。油がのっておいしい鶏肉を使ったジャンボ串です。
No.18 室蘭 「鳥ふじ」
●豚肉・・・5本500円
室蘭やきとりの定番、豚肉とたまねぎ、洋ガラシ。たれは当店自慢の逸品です。
随分長くなってしまいましたが以上です。
なんかお腹すいてきました。
しかしなんといっても今回の目玉はエントリーNo.15の白鳥SWANでしょう。
沖縄から北海道まで来てるんですよ。しかも店名が白鳥。
今回やきとリンピックの会場が、白鳥大橋開通記念に始まったスワンフェスタというイベント。
何かの陰謀を感じますが、きっとただの偶然です。
あと、ホントにバレリーナみたいな白鳥の格好したおっさんが焼いてました。
地元室蘭勢は有利なのか不利なのかよくわかりませんでした。
知らない味を食べてみたいから他の地域のを選ぶ人もいれば、知っている味だから安心して食べる人もいたでしょう。
しかし全体的には人気がなかったように思います。
だっていつでも食べられるんだもん。
明言は避けますが、人気のある店とない店の差がひどかったです。
ある店には並んでる人が一人もいなかったのですが、隣の店は30人程の列になっていました。
待たずに買えてしまう店より、その隣の何十人も列を作っている店の方が美味しいに決まっているという考えもあるでしょう。
また、行列の目の前で並ばずに買うのも中々勇気がいることです。
これは日本人の気質によるものでしょうか?
行列の心理というやつを垣間見た気がしました。
こうなると勝負は味ではなく、いかに売り文句でお客に期待感を持たせ、呼び込むかにかかってくるのではないでしょうか。
あぁそうそう、やきとリンピックでは投票用紙が配られて1店舗を選んで投票するのですが、普通食べてない店は選びませんよね。
開催地、投票方式、価格設定、店の場所、材料の種類など、今はゆるゆるですが今後このやきとリンピックを真面目に発展させていくつもりならば、IYC(国際やきとリンピック委員会)は真剣に議論を交わさねばならないでしょう。
逆に、地域同士の交流だの町興しだのと考えているようならばやきとリンピックに未来はありません。
----------------------------------------------
かつて神童と呼ばれた男がいた。
彼は全てを器用にこなし、誰よりも上をいってみせた。
そんな彼がやきとリンピックの存在を知る。彼はつぶやいた。
「フン、くだらない。こんなもの私が店を構えれば確実に金メダルだ。」
「では、出てみるかね?」
男は驚いた。声の主はIYCの議長その人であった。
突然の訪問にいささかの同様は隠しきれなかったが、男には確たる自信があった。
「いいでしょう。あなたたちがいかにくだらないことをしているか、それを実証してみせます。」
大会当日、男は愕然としていた。
男の店には閑古鳥が鳴いていたのである。
「何故だ・・・たかが焼き鳥じゃないか・・・
鶏の質も悪くない、タレのレシピは万人に受ける最高の味に仕上げた。
焼き加減だってギリギリのラインを完璧に見極めているはずだッ!」
男が言うように、その焼き鳥は確かにうまかった。
もしかすると、その大会に参加したどの店よりも。
「そう。君の焼き鳥は美味い。だが、それだけだ」
「IYCの議長・・・」
「もしかすると、君も気付いているんじゃないか?
この店に、そして君に足りないものが。」
「私に足りないものなどない!全てが完璧だ!
見た目、味、香り、食感!これ以上の焼き鳥など世界に存在しない!」
「フー・・・君はまだわかっていないのだな。
あそこを見たまえ。」
「あれは・・・資料で見た前回大会の金メダリスト・・・」
「前回大会だけではない。この10年間、ずっと王者の座を守り続けている。
彼は真のやきとリストだ。」
「やきとリストだと・・・?」
「彼は込めているのだよ。
鶏を育てた人の情熱・・・
やきとりを食べるお客様への気持ち・・・
やきとりに対する熱い想い・・・
そういったものを全て、目の前の1本1本のやきとりに込めている。
そうして焼き上がったやきとりは焼き鳥を超え、確かな一つの存在となるのだよ。
よく目をこらして見てみろ。君にならば見えるはずだ。
彼の焼くやきとりにうっすらと淡い光が宿っているのを。
あれこそがやきとリストの証なのだ。」
「あれが・・・やきとリスト・・・
彼のやきとりに比べ、私の焼き鳥は・・・
そうか、あれが"やきとり"なのか・・・」
男はうちのめされた。
しかし、それ以上に身の内に熱いものを確かに感じるのであった。
10年後、男はやきとリストとして再びやきとリンピックの舞台に帰ってきた。
偉業の50連覇を成し遂げ、後に『串の半世紀』と呼ばれる時代を作ることになる男の第一歩であった。
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なんか脇道にそれました。
つまり言いたいことは強力なライバルが出現したり、親子2代に渡って激戦を繰り広げたり、友の強力のおかげで2代目店主がようやく勝ちを収めたり、その後絶対的な王者が現れたり、かと思いきや突如あらわれたダークホースがメダルをかっさらったり、っていうことではなく。
今は田舎の小さなお祭りの一部ではあるけれど、いつか「次のやきとリンピックの開催地がこの町に決まったぞ!」って皆に喜ばれるようなイベントに成長して欲しいわけです。
やきとりアイドルとか、やきとりソングとか、やきとりじいさん体操とかそういう一時的なものに頼らずに地盤を固めて欲しいと願っています。
とりあえずは大事な第2回目を成功させ、今後に繋げて欲しいです。
ひっそりと消えるには惜しすぎるイベントだと思いますよこれは。
あー、頑張ったけどオチが思い浮かばない。
コメント[2]
今年はどこが優勝したの?
Posted by ソニャ at 2008年8月30日 23:52 | 返信
大会は30日に始まったばかりだよ!
それから2日間という過酷な日程を耐えしのいだ店舗が栄冠を勝ち取れるのです。
つまり明日(もう今日か)結果が出ます。
Posted by ゴマ at 2008年8月31日 02:20 | 返信
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